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濃厚鶏白湯つけ麺・塩・中細麺・大盛@維風堂々・盛岡市

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写真: 濃厚鶏白湯つけ麺・塩・中細麺・大盛@維風堂々・盛岡市

写真: ラーメン@あぁ博多人情盛岡店・盛岡市 写真: ラーメン・油多め@蔵人家・盛岡市

麺厨房 維風堂々
  盛岡市津志田南2-5-23

 鶏白湯のつけ麺があると知り初めて訪れた。鶏白湯以外にも鶏清湯や麻婆ラーメン等があって、夏の限定も含めるとメニューは30種類以上と豊富。このメニューも塩味以外に辛味噌、味噌、醤油がある上、さらにどのメニューも中細麺か中太麺が選べるので迷ってしまう。麺量を確認するとデフォでは150gとのことなので1.5玉の大盛でお願いした。800円+100円の計900円。
 しばらくして届けられた丼は色鮮やかで見た目が整っている。これなら女性にも人気が出そうだ。麺はよく縮れた中細。つけダレに潜らせずに少量を食べてみると、噛み応えが多少あって軽くシコッとしており食感は悪くない。ただ、小麦の風味はほとんど感じられなかった。つけダレには細かく刻まれたベーコン、木口切りの小ネギ及び胡麻が浮かべてあるが、食べ出すと底に沈むので途中までは味に影響はない。そのつけダレはドロドロの極致。メニューによれば、北海道産ジャガイモポタージュと丸鶏白湯のWスープだそうで、某メーカーの袋入りインスタントジャガイモポタージュカップスープのとろみなど可愛いものだと思ってしまう。まさか、北東北の盛岡でベジポタつけダレに出会うとは思ってもいなかったのでビックリだ。麺が中細縮れのため、麺にドロドロで濃厚なつけダレがまとわりつき過ぎて、しょっぱいしくどい。このため、ざるそばのように麺の3分の1から半分程度をつけダレに絡めて食べ進める。鶏の風味がしっかりと感じられ旨味もたっぷりなもののクセはなく、コク深くて、しょっぱい点を除けばこれはこれで十分に美味しい。麺の上にはバラロールチャーシュー、味玉半個、軽くレンチンしたキャベツ、茹でたブロッコリーに、彩りの黄パプリカ及び赤パプリカがそれぞれ一切れ及び薬味の白髪ネギと糸唐辛子が載る。チャーシューは軟らかく、肉の旨味も十分で美味しい。味玉は普通の出来。キャベツとブロッコリーが濃厚つけダレの箸休めとして大いに活躍した。麺を食べ終えて店員さんに声を掛けると、陶器製のポットに入った割りスープが運ばれてきた。味見をすると鶏清湯のようだが、シイタケ等乾物も使っているのかもしれない。つけダレがかなりしょっぱいので3倍ぐらいに薄めると、鶏の風味が十分に効いたシャバタイプのポタージュスープに変わり、これまたメチャメチャ美味しい。当然、完飲。
 大盛は1.5玉=225gとの説明だったが、食べてみると2玉=300gあったのではないかと思えた。サービスだったのかな。味に関しては全く不満はないが、これで900円は少し高い気がする。

・お気に入り度:○+

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