ネギラーメン(白)・油多め@IEKEI_TOKYO 王道家直系・千代田区末広町
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IEKEI_TOKYO 王道家直系
千代田区外神田5-2-7 外神田下村ビル1階
柏市の王道家が昨年夏に東京に進出してきた。お店には今から14年前に行ったきりなので、新店オープン直後から行きたいとは思っていたが、昼夜を問わず大行列だと聞いたためしばらく見送っていた。オミクロン株の大流行によりまた重点措置が適用されることになったので、これで列も短くなるだろうと思い日曜日だったが出かけた。11時20分にお店に着くとやはり長い行列があり、数えると35番目として並ぶことになった。列の主体は学生風の若者だが、中には自分のようなオッサンやペアで来店した女性も見られた。意外に回転は速く、30分ほどで入店できた。早速、入り口にある券売機で食券を購入。豊富なトッピングの中から和風スパイスと添え書きされた標記のボタンと半ライスを連打した。900円+60円=960円。
麺は幅5mmほどで短めにカットされた平打ち。麺箱に王道家と書かれているとおり王道家直系なら自家製麺だと思う。麺の硬さに関しては注文は付けなかったが、少し軟らかめに茹でてあるのでちょっとモチッとするくらい。食べやすいといえば食べやすいし、普通の麺に例えると中太くらいなので弱いながらも歯応えもあり、これはこれでありだとは思うが硬め指定してもよいかも。スープは、味云々以前の問題としてかなりしょっぱくてぬるく、飲む気には全くなれなかった。調理を見ていると、丼はお湯で事前に温めていたし、麺は茹で上げてすぐ盛付けしていたので、ベースの出汁が相当ぬるいのだろう。下振れだとは思うが、これはNGだ。ただ、海苔をスープに浸してご飯を巻くには問題はなかったのは幸いだ。ネギは白髪ネギを醤油ダレと香味油で和えたもの。水にさらしてはいないようなのでネギ本来の辛味がたっぷりと残っている一方で、注文が入った段階でタレ等で和えて置いていたため、湯煎にかけてなくてもシナッと少し軟らかくなっている。家系で白髪ネギは珍しいが、同じ醤油トンコツラーメンのラーメンショップや山岡家では一般的なので何ら違和感はない。チャーシューはモモのつるし焼きか。薫香が食欲をそそり、噛めば噛むほど旨味が出てくるが、2枚のうち1枚が噛み切るのに苦労するほど硬かったのは残念。ホウレンソウは生を茹でたもののようで青菜の風味が残っている。
平日、ランチタイムが終わって少し落ち着いた時間ならスープもちゃんと温まっているのではないだろうか。卓上の調味料類として刻みショウガ、無限ニンニク、おろしニンニク、行者ニンニク、マヨネーズ、ニンニクチップ、ラーメン酢、粗挽きトウガラシ、ラーメンコショウ、ゴマと種類豊富なので、これらを駆使して自分好みに仕立てるのは間違いなく楽しい。
・お気に入り度:△+
アルバム: 東京のラーメン・その2
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