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朝うどん・温舞茸@くろ喜・千代田区浅草橋

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写真: 朝うどん・温舞茸@くろ喜・千代田区浅草橋

写真: くるみだれせいろ+とうもろこし@しののめヌードル・江東区亀戸 写真: 朝うどん・冷茗荷@くろ喜・千代田区浅草橋

饗(もてなし) くろ喜(注:くろ喜の「喜」は、異字体の七が3つのが正しい表記)
  千代田区神田和泉町2-15 四連ビル3号館1階

 日曜日の朝にうどんを提供するためにお店を開けるという。西の方の出身なので小さいころからうどんを食べて育ったため、人気ラーメン店の店主が打って出すうどんに興味津々で訪れた。今回は、自家製のうどんが冷たい茗荷うどんと温かい舞茸と水茄子の天ぷらうどんの2杯セットで提供される。一杯目のうどんを食べ終えるまでについては「朝うどん・冷茗荷」をご覧いただきたい(http://photozou.jp/photo/show/3181738/270161860)。
 1杯目の冷たいうどんを食べ終えて丼を厨房に返すと、しばらくして2杯目の「温舞茸」が配られた。厨房での調理を見ていたら、うどんは茹でる前に1玉を2つに分割していたので冷たいのと温かいのの麺は同じものだ。水で締められていない分温かい麺はより一層軟らかいが、それでも弱いながらもコシが感じられるところが福岡のうどんや伊勢うどんとは違う。うどんつゆは、温かいのに冷たいうどんのようにカツオが香ることもなく、麺と具材を引き立てる裏方に徹しているかのようだ。自分には関西の昆布と薄口醤油主体で仕上げた味のように思えた。なお、スダチが添えられているが、最初に絞ってしまえばつゆの元々の味が分からなくなるので、絞るのは1/3ほど食べてからにした。絞ってしまえば、以降は香りも味もスダチが主役。具材は水なすと舞茸の天ぷら。店主さんが揚げたてをうどんの上に載せてくれ、どちらも何も言うことがないほど美味しい。
 いつもの中華麺とは違ってうどんなので麺量の体感が見当付けづらい。お腹の膨らみ具合から敢えて言うなら、1玉300gを半分にした150gくらいだろうか。さすが一流の料理人が打つと、日頃は中華麺専門であってもいざとなればうどんなど朝飯前の仕事なんだと思い知った。高級な食材はなかったが、全く不満はないどころか十二分に満足した。

・お気に入り度:〇

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