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濃口煮干そば@ひらこ屋東京ラーメンストリート店・千代田区東京

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写真: 濃口煮干そば@ひらこ屋東京ラーメンストリート店・千代田区東京

写真: 愛を鶏もつラーメン・中@麺屋yoshiki・葛飾区新小岩 写真: 丸鶏醤油ら〜麺+味玉@間合AWAI・江東区西大島

中華そば ひらこ屋東京ラーメンストリート店
  千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街・東京ラーメンストリート

 東京駅八重洲地下街にある「東京ラーメンストリート」に、「ご当地ラーメンチャレンジ」の第5弾として津軽煮干しラーメンの一番人気店「中華そば ひらこ屋」が10月上旬から1月中旬までの予定で出店している。第2弾の天外天@熊本市や第3弾の麺屋 ようすけ@栃木県佐野市と同様、東京には初出店だそうだ。こちらの青森市のお店には5年ほど前に一度訪れたことがあり、めちゃめちゃ美味しかったことをはっきりと覚えている。平日の11時半過ぎにお店に着くと7〜8人が並んでいたが、並ぶ前に店頭の券売機で食券を購入する。メニューは標記950円とあっさり煮干そば850円の2種類で、それに載せ物でバリエーションを持たせている。青森で食べた「せあぶら」がないのは寂しいと思いつつ、追加トッピングなしの濃口をポチっとな。食券を携えて列に並ぶと直ぐに回収され、その後10分ほどで入店できたが、席に座ってから配膳までに意外に時間がかかり、こちらでも10分ほど待った。
 麺は弱縮れの中太。日清製粉の門楼と日東富士製粉の天壇というどちらも中華麺用の小麦粉をブレンドして打ち、切刃16番という太麺用の刃で切り出した自家製麺だ。プリッとした弾力のある麺でほどよい歯応えがあり、少し噛んでいるとコシが感じられてシコッとした食感が楽しめる。また、強くはないが何とも言えない旨味が麺にあって噛んでいるだけで美味しさが伝わってくる。スープは煮干風味全開で苦味と軽い酸味が感じられるが、セメント系ではないので重さやしつこさ、エグミはなく飲みやすい。説明書きでは平子煮干、片口煮干、ウルメ煮干、瀬戸内産イリコ、サバ煮干等を使っていると書かれていたが、青森のお店の説明では濃口はとんこつ煮干しで「大量の煮干を極限まで煮出し動物系と合わせ3日間かけて厚みを出した濃厚煮干」とあったからアニマルレスではないと思う。塩味もちょうどよく、煮干の風味は十二分に感じられるものの飲みやすいスープに仕上がっていると感じる。チャーシューは肩ロースとモモのよう。どちらもレアに仕上げてあって軟らかく、肩ロースは旨味が濃く、一方でモモは比較的あっさりとした味わいでどちらも旨し。メンマは見た目は普通だが煮干出汁で煮た上で燻製にしてあるそうで、食べると燻製香が口中に広がりビックリ。初めて食べる味だ。
 麺、スープ、チャーシュー、メンマ全てが美味しく堪らない味わいだ。青森県内ではあっさり味の煮干しラーメンを食べたことはあるが、こちらひらこ屋のあっさりはどんな味わいか、年末までにはぜひ試してみたい。

・お気に入り度:〇+

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